“大当り”って!?
よく、「パチンコは、デジタルが回るほど勝てる。」と言われていますが、本当でしょうか?今回は、この点を検証してみましょう。
まず、基本的にパチンコは、デジタルが回るほど、大当りを引きやすく(注・デジタルの回転は、わかりやすく言うと、「クジ引き」と同じことですから、クジを引く回数が増える・・・つまり、デジタルが良く回ると、大当りに結びつきやすい。)なることは、正しい考え方であると言えます。ただ、ここで「勝ち、負け」について考えると、それを左右する要素として、もう1つ「変換率」というものを考えなくてはいけません。例えば、大当り確率1/250、平均出玉2000個の台があったとしましょう。A店は交換率2.5円、 B店は4円で、わかりやくするため、どちらも1回交換(注・大当り後、出玉は景品交換するものとする。)と仮定して考えると、確率上、お客様が勝つためには、A店では貸玉1000円あたり50回転以上必要なのに対し、B店では貸玉1000円あたり約31回転以上でOKと、かなりの差があることに気がつくと思います。A店の1000円あたり50回転と、B店の1000円あたり31回転は、「勝ちやすさ」という点では同じだったんですね。B店のお客さんがA店に行ったならば、勝てそうな錯覚に落ち入りやすいですが、冷静に回転数、出玉数、大当り確率を考えて、B店に比べて、本当にA店の方が有利なのか?・・・考えてみる必要がありそうですね。以上からわかっていただけると思いますが、デジタル1回転あたりの「価値」は、交換率が高いほど、比例して高くなります。交換率を考えないで、漠然と「デジタルが良く回っているから・・・。」とパチンコを打つなんて、自殺行為!!「玉がたくさん出たのに、収支は赤字。」なんて悲しいこともありますからね・・・。その点、玉1個、デジタル1回転の価値がハッキリ勝負に反映される高価交換は、お客様に断然有利なシステム。
今日のあなたの収支、是非低交換の場合と、よーく比べてみて下さい。


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