| 現在、パチスロは「5号機」と呼ばれる新規準機が主流となっています。（注・平成19年夏以降は、すべて5号機となります。）「5号機って何？」と思われる方も多いと思われるので解説すると、この「○号機」という呼び方は、パチスロの規則改正（注・パチンコ、パチスロの営業は、すべて許可制であるため、数年ごとに監督官庁である警察庁による規則改正があり、その規準機が出回るよう指導される。）によるもので、第１回目の昭和60年に登場したものを1号機と起算して、今回が5回目の規則改正であるため「5号機」と呼ばれます。
さて、「5号機」の特徴ですが、機種によって差異はあるものの総じて言えば、「行き過ぎたギャンブル性を抑制し、パチスロ本来のゲーム性を追求したパチスロ」であると言えます。旧規準機である、いわゆる「4号機」では、内部的に貯めておいたボーナスゲームの当選を、ある契機にまとめて放出することで激しい連チャン性を出したり、ボーナスゲーム中、押し順ナビなどにより大量のメダル獲得ができたりする機種が多く存在し、投資のかかるゲーム性を持ったものが主流でした。また、特定のゲーム数までに、ボーナスゲームに当選しやすい、あるいは当選しにくいといった偏りがある機種もあり、これを知っているマニアックな一部のお客様だけに有利であり、反面、パチスロに純粋な娯楽性を求めるお客様には、安心して楽しんで預けないような機種があったことも否めません。
そこで警察庁の意向により「5号機」では、主としてボーナスゲームの当選を内部的に貯める、通称「ストック」と呼ばれる機能と、4号機では押し順ナビなどにより最大711枚まで獲得可能だったボーナスゲームにおけるメダル獲得枚数を規制しています。これだけを聞くと、「パチスロがつまらなくなってしまった。」と考える方もいるでしょう。しかし、「5号機」には長所もたくさんあることを皆様にも、もっと知って頂きたいものです。ではその長所とは何でしょうか？
まず第1に、「ボーナスが当選しやすくなった」ことが挙げられます。設置が多い「アイムジャグラーEX」を例に見てみますと、設定 におけるビッグボーナス、レギュラーボーナスの合成確率は実に約1/134とパチスロとしては破格の甘さです。第2に「設定に忠実に出る機種が主流である。」こともお客様には大きなメリットであると言えます。これはどういうことかと言えば、旧「4号機」においては、その一発逆転可能なゲーム性のため、例えば低設定でも出ることがあったり、高設定でもあまり出ないことがあったりしましたが、「5号機」は高設定ほど終日好調の波が続きやすく、それだけ店選びデータの読み…という要素で優秀台が掴みやすいと言えます。つまり高設定を多く投入する店で、台データをちゃんとチェックすれば「4号機」よりも堅実に収支が付いてきやすいのです。また、一部機種には設定などの高設定が非常に看破しやすいのもがあるのでそのような情報を専門誌などでチェックするのも有効でしょう。注意点としては、「5号機」の中には、一部に高度な「目押し」技術を要する機種があるので、それも併せて知っておくと良いかと思われます。
さて、次に気になる「5号機の出玉性能」について解説しましょう。「4号機に比べ爆発力に欠ける。」というファンの声も多い「5号機」ですが、決してそんなこともないと思います。事実、機種によっては、5,000〜10,000枚クラスの出玉もあるのですから。確かに「瞬発力」では「4号機」の方が上ということもあるでしょうが、大量出玉に恵まれる機会の頻度を考えれば、かえって「5号機」の方が勝負しやすいのではないでしょうか？また、「4号機に比べて…」という意見に関しては「5号機」の初期段階で市場投入された機種に対する評価であると思われるのですが、言わば「様子見」という感じだった初期段階の機種に対し、最近では各パチスロメーカーが工夫をこらして、新たなゲーム性、出玉性能を模策する動きも広がってきており、近い将来、さらに面白い「5号機」が登場することも決して夢ではない状況です。どうか長い目でパチスロを見て頂きたいものだと感じます。
以上お話ししてきたことを整理して考えてみますと、「5号機」は従来機よりも遊べて、それなりの大勝もちゃんと望めますが、機種が持つ偶然性による出玉が望みにくいぶん、「出す」店選びと「出る」台（高設定台）探しのためのデータ分析が非常に大切…という結論となります。その点において「WAKOグループ」各店の高設定台投入率の高さと、データ公開機器の充実度は、パチンコ業界トップクラスであることは、全国のパチンコ店の水準を熟知する私から見ても間違いなく、皆様に自信をもって推薦できるレベルだと断言します。
どうか「勝てる、確かなパチンコ店」で新しいパチスロの楽しみ方を発見し、思いきりパチスロを楽しんで頂きたいと思います。
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