パチンコ・パチスロ雑誌の本当の話
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書店やコンビニに行くと、たくさんのパチンコ、パチスロの専門誌があります。それらを読んでみると、内容は千差万別であると言え、正しくパチンコ、パチスロの打ち方、あるいは楽しみ方を解説した本もあれば、デタラメばかり書いてあるひどい内容の物もあります。私は、パチンコ、パチスロの専門家ですから、その本をちょっと読めば、どの本が正しい情報を伝えている本で、どの本がインチキなのかは、すぐにわかりますが、一般の方は果たしてどの本を読むべきなのか迷うところでしょう。そこで私が検証した、「買ってもよい本、買ってはいけない本」の分類を解説しましょう。まず、「買ってもよい本」ですが、専門誌としては老舗の「パチンコ(パチスロ)必勝ガイド」や「パチンコ(パチスロ)攻略マガジン」系は安心だと言えます(注・ただし編集部の責任ではない広告等はこの場合でも注意が必要!!)また、決して宣伝するわけではありませんが、攻略誌というよりは、エンターテイメント誌としての側面も大きく、私もコラムを書いている「パチンコ必勝本」、兄弟誌「パチスロ必勝本」も、パチンコ、パチスロを楽しむ上で参考になる記事も多く、信頼してよいと思われます。以上の本は、記事内容にウソや偽りがない反面、専門的な本ですから、初心者には、やや難しい記事もあります。ですが、パチンコ、パチスロに詳しくなるには、これを克服して正しい知識を身につけなくては何にもならないのだということを肝に銘じて下さい。さて、続いては「買ってはいけない本」です。営業妨害などと言われても困るので、ここではあえて名指しはしませんが(苦笑)、インチキ本を見分けるのは比較的簡単です。ます、キーワードとして、「○○(有名機種)の○○打法」「オカルト」「リーチ目」「好調台あるいは不調台のサイン」「攻略プロが明かす(秘)攻略法」…こんな文句が表紙に書かれていたら絶対に手を出してはいけません。その根拠を述べておきましょう。まず「○○の○○打法」ですが、特殊な打ち方で大当り確率がアップすることは、少なくとも現代正規のパチンコ、パチスロ機では考えられないことです。確かに昔はそんなことも一部あるにはありましたが、コンピュータ技術が進歩した現代に、こんな話は時代錯誤だと言えます。次に、「リーチ目」「好調台、不調台のサイン」などというものは、現在のパチンコ、パチスロには、そもそも存在しない架空の話と断言します。特にパチンコの出目生成に規則性があるという考え方は、20年時代遅れな考え方であると言えます。そんな「漫談」にお金を払うことなどムダ以外何でもありません。また「攻略プロが明かす(秘)攻略法」などというのも、そもそも冷静に考えてみればサングラスで顔をかくしたり、後ろ姿だけの架空の「攻略プロ」なる人!?の言うことを信じるかどうかの問題であるし、仮にその話が本当なら、たちまち「攻略」の対象である機種が市場から姿を消すことになるわけです。そんな記事が載った雑誌が1ヶ月近く経っても売られているのに「攻略」の対象とされた機種は何の問題もなくパチンコ店に設置されているとするなら、客観的に見て「効果なし」ということが証明されているわけです。このようなインチキ雑誌には、記事だけでなく、架空の「攻略法」を高額で販売する「詐欺広告」も多く見受けられますが、こんなものに引っかかったら取り返しのつかない事態になりかねませんので充分注意が必要です。パチンコ、パチスロ雑誌は、ただやみくもに読めばよいと思うのは間違いです。信頼できる雑誌を選んで読む…これが正しいパチンコ、パチスロ雑誌の利用法です。 |
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